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園長の挨拶

園長のあいさつ

生まれてからずっと、親の愛情をたっぷりと受けて育ってきた子どもたち。
それを育んできた、家庭という“内なる世界”から少しずつ飛び出して “外の世界”に触れていく時間、それが幼稚園という「社会」です。
幼い子どもたちにとって幼稚園こそが、まさしく社会生活の第一歩なのです。
ここでの過ごし方が人格や人柄の基盤を築き、一生を支えるものになっていくと言っても過言ではありません。
私たち青い鳥幼稚園では、社会とのかかわりが始まっていくこの時期にこそ、大切なことをしっかりと子どもたちに伝えていきたいと考えています。
 
青い鳥幼稚園園長 石川 純一郎
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◇たとえば、感性をしっかりと磨き上げること―。

しいものを見、きれいな音を聴き、心で感じていく。
生まれてからしばらくの幼年期は、人がもともと持っている“感性”を目覚めさせ、豊かな心をつくり上げていく時間です。
 
とりわけ幼稚園に通う時期は、こうした心をさらに高める重要なとき。
手を動かし、自然に触れ、美しいものや音に静かに耳を澄ませることで、将来の人格形成のもととなる子どもたちの感性をさらに磨き、 深めていくことが私たちの使命だと思っています。

◇たとえば、好奇心を大事にしていくこと―。

今までは家庭の中で自分のことだけを考え、その希望のほとんどが叶えられる環境で、子どもたちはすくすくと育ってきました。
しかし一歩外に出れば、さまざまな個性が集まる社会が待っています。
 
この「外の世界」という環境の中で遊び、ふれ合い、時間を積み上げていくことによって、子どもたちは周りの人や物事など、 ありとあらゆることに対して知的興味を覚えていきます。
 
時には何かを真似したり、物づくりに熱中したり、あるいはファンタジーの世界に想いをはせたり─。
今まで培ってきた感性を最大限に引き出しつつ、子どもたちの知的好奇心を生かしていくこと。
幼稚園はそれを提供する貴重な場なのです。 
 

◇正しいしつけは幼稚園の時に―。

子どもたちは、初めて触れる社会で温かく迎え入れられて、楽しさと落ち着きと安心感をもてたら、その社会に好意を持つようになるでしょう。
また、決まりごとの大切さにも気づき、その社会の尊敬される一員を目指すようになるでしょう。
自分を大切に、そして仲間も大切に、両親に感謝し、祖父母を尊敬できる人に育ちますように。
自分の好きな集りの中で、子どもたちは自らを律し、立派な社会人としての一歩を歩み出していくのです。

◇プロとして、そして子どもを見守る“大人”として―。

私たちは、「この子が自分だとしたら」「この子が大人になったら」─と、常に一人ひとりにやさしいまなざしを投げかけます。
先生たちは仕事に誇りと愛情を持つプロとして子どもたちを愛し、全力で接していきます。その気持ちが園児に伝わった時、 子どもたちには自尊心が生まれ、周りの人すべてに対して愛情を持つでしょう。
 ☆幼稚園で毎日、とても楽しいことがありますように。
 ☆友だちの手助けができますように。
 ☆友だちから大切に思われますように。
 ☆両親や祖父母の愛情の豊かさが分かりますように。
 ☆自分を誇らしく思えますように。
 ☆命の大切さが分かりますように─。
 
社会に好意を持ち始めた子どもたちと一緒になって考え、自分の力を仲間や家族のために役立てることに喜びと誇りを感じさせる。
それが私たちスタッフの大きな役目だと思っています。

☆そして今日も、幼稚園に天使たちの楽しい声が響きます!

新しい知識の習得に心を躍らせ、自分の存在を大切にし、周りの仲間を尊重できる心の成長を促して、未来を担う「人間」を育てたい─。
青い鳥幼稚園は、この思いを大切に、幾世代にわたって幼児教育を続けてまいりました。
新しい時代を切り拓いていく「生きる力」の第一歩となるこの時期。
私たちは自信と誇りを持って、ご家族としっかり歩調を合わせながら、子どもたちを温かく包み込んでいきたいと思います。
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